XM(XMTrading):エックスエムの両建てにおける注意点や禁止ルール、解除方法は?取引やり方最新解説

XMTrading

XMTradingで両建て手法は可能?FX取引口座における禁止事項や両建ての方法、メリット、注意点を記事で解説します。XMTradingでは、同一口座内に限り「両建て取引」が可能です。両建て取引を上手く活用することで、価格急変時のリスクヘッジになるだけでなく、証拠金不足による強制ロスカットを防いだりできます。しかしやり方によっては禁止事項に触れることになり、最悪の場合はアカウント凍結にもなりかねないので注意しましょう。

XMtrading

運営会社Tradexfin Limited
Fintrade Limited
本社所在地Unit E, F28, Eden Plaza, Eden Island, Republic of Seychelles
創業年2009
金融ライセンスセーシェル金融サービス規制当局(FSA)SD010:Tradexfin
モーリシャス金融サービス委員会 (FSC):Fintrade Limited
言語対応English、日本語、Malay、Thai
トレードツールMetaTrader 4 (MT4)/MetaTrader 5 (MT5)
サービス提供国190か国以上
利用者数100万口座突破
最大レバレッジ1000x
対象商品Forex、Metal、Stocks、Equity Indices / Index CFD、Energy CFD、Commodities、Cryptocurrency

XMにおける両建て取引の基本

XMにおける両建て取引の基本を、初心者にも分かりやすく整理します。

両建て取引とは?

同一銘柄で「買い(ロング)」と「売り(ショート)」を同時に保有する取引手法です。
例:USD/JPYを「買い1ロット」と同時に「売り1ロット」


XMでの両建ては可能?

可能です。
ただし、XMのルールを守ることが絶対条件です。

XMで認められている両建て

以下は同一口座内であれば問題ありません。

  • 同一口座での買い+売り
  • 同一銘柄・同一通貨ペアでの両建て
  • EA(自動売買)を使った両建て

XMでの両建て取引の禁止事項

XM(XMTrading)で両建て取引(ヘッジ)に関する禁止事項について、誤解しやすいポイントも含めてわかりやすくまとめました👇

1. 複数口座間での両建て

複数のXM口座を使って、同じ通貨ペアや商品で買いと売りを同時に持つ行為は禁止です。
例:

  • A口座でUSD/JPY買い & B口座でUSD/JPY売り → ✖️NG
    これはXMのゼロカット制度を不正に利用する可能性があるため禁止されています。

2. 他社口座との両建て

XM口座と他のFX会社の口座を組み合わせた両建ても禁止です。
例:

  • XMでEUR/USD買い & 他社でEUR/USD売り → ✖️NG
    こちらも同様に、リスクゼロや裁定取引を狙う行為と見なされる可能性があります。

3. 複数人で協力した両建て

友人・知人・第三者と協力して両建て(買いと売り)を行うことも禁止です。
これは組織的なリスク回避や不正取引とみなされ、ペナルティの対象になります。

4. アービトラージやボーナス悪用

両建てを使って**ボーナスやプロモーションの不正取得・アービトラージ(裁定取引)**を行うことも規約違反です。
XMはこうしたリスクフリー(利益のみを狙う)取引を禁止しています。

✅ 公式に許可されている両建て

  • 同一口座内での両建て(買いと売りの同時保有)は許可されています。
    同じ口座で同一銘柄を買いと売りで持つこと自体は問題ありません。

⚠️ 違反した場合のペナルティ

XMの規約では、禁止事項に該当する取引が確認された場合、以下のような対応が行われる可能性があります:

  • 利益の没収
  • 該当口座の一時停止・凍結
  • 全ての取引の無効化
  • 全口座の取引停止・口座閉鎖 など

XMが両建て取引を禁止する理由

XMが両建て取引(ヘッジ)を禁止している/制限している理由は、単なる好みではなく、取引の公平性とシステムの健全性を守るためです。以下に要点をわかりやすく整理します👇ユーロでもドルでもリアルでプラスにするために以下に注意。

🔎 1. ボーナスやキャンペーンの不正利用を防ぐ

XMは入金ボーナスやポイント(XMP)などのプロモーションを提供していますが、
両建てを使って**リスクなしに利益だけを確保するような行為(リスクフリー取引)**が起こると、
本来意図したトレードではなく、「ボーナスだけ取る行為」になってしまいます。

🚫 2. ゼロカット制度の悪用リスクを防ぐ

XMには**ゼロカット(口座残高がマイナスになっても追加入金不要)**という仕組みがあります。
複数口座で両建てすると、片方の口座で損失が出てもゼロカットで損失が補填される間に、
他方の口座で利益を確保するような「リスクを取らない取引」が可能になります。

📊 3. 裁定取引(アービトラージ)対策

両建てや複数口座を使った手法の中には、
**異なる口座・業者間の価格差やレート差を利用して確実な利益を得ようとする戦略(裁定取引)**があります。
これもXMでは禁止対象です。

🛡 4. 取引システムの健全性維持

XMはすべての注文・約定データを監視しており、
不自然な注文パターンやリスク回避目的の取引を検知できるようになっています。

もし複数アカウントや他のユーザーと協力した両建てが常態化すると:

✅ システムの公平性が崩れる
✅ 本来のマーケット取引とは異なる動きが増える
✅ リスク管理が難しくなる

といった影響が出るため、規約で制限されています。

XMで両建て取引を行うメリットとデメリット

XMでの両建て取引(ヘッジ)について、
「実際に使うとどうなるのか?」が分かるように、サービスやプログラムのメリット・デメリットを実務目線で整理します。様子見でこの機能を使う際は要注意。簡単な操作で投資では特定の注文を取消できますが十分な意図的タイミングで決めないといけません。

XMで両建て取引を行うメリット

① 相場急変時のリスク回避(ヘッジ)

  • 指標発表前後(雇用統計・CPIなど)で
    一時的に含み損を固定できる
  • ロスカット回避の「時間稼ぎ」として有効

👉 例:
急落が怖いが決済判断がつかない → 一時的に反対ポジションを持つ

② ポジション調整がしやすい

  • 片側だけ決済することで
    実質的に分割決済・分割エントリーが可能
  • 相場を見ながら柔軟に対応できる

③ XMでは同一口座内の両建てが公式に認められている

  • 同一口座内であれば規約違反にならない
  • EA(自動売買)でも利用可能

※ 複数口座・他社との両建てはNG(重要)


④ 強制ロスカットの回避につながる場合がある

  • 含み損が急拡大しそうな場面で
    証拠金維持率の低下を一時的に抑えられる

XMで両建て取引を行うデメリット

① スプレッドが「両方」にかかる

  • 買い・売りそれぞれにスプレッド発生
  • 建てた瞬間にマイナスが2倍

👉 短期ならまだしも、回数が増えるほど不利


② スワップポイントが不利になりやすい

  • 両建てでもスワップは両方向分発生
  • 多くの通貨ペアで
    👉「マイナス+マイナス」になりやすい

※ 長期保有は特に不向き


③ 証拠金は完全に相殺されない

  • XMでは必要証拠金がゼロにはならない
  • 両建てでも証拠金は一部拘束される

④ 利益を伸ばしにくい

  • 実質的に値動きを止めている状態
  • 「逃げ」には使えるが「攻め」には使いにくい

XMで両建て取引を行う際の注意点

XMで両建て取引を行う際の概要注意点を、
「規約面」「コスト面」「実践面」に分けて、実務的に詳細をまとめます。右クリックして決済するタイミングが命。公式サイトで禁止行為も記載があるのチェックしましょう。資金や往復の取引コストなど考えて決済しましょう。マイクロやスタンダードなどタイプやチャートに合わせて調整しましょう。

① 規約・ルール面での注意点(最重要)

❌ 複数口座・他社との両建ては禁止

以下はすべて規約違反です。

  • XMの複数口座間での両建て
  • 他社FX口座とXM口座での両建て
  • 家族・知人名義を使った実質的な両建て
  • ボーナスやゼロカットを狙ったリスクゼロ取引

👉 違反すると
利益没収・口座凍結・全口座停止の可能性あり。

✅ 許可されているのは
**「同一口座内・同一銘柄での両建てのみ」**です。

② コスト面での注意点

① スプレッドは「2倍かかる」

  • 買い・売りそれぞれにスプレッド発生
  • 建てた瞬間に実質マイナススタート

👉 短期・回数限定で使うのが前提


② スワップポイントが不利

  • 両建てでもスワップは両方向分発生
  • 多くの通貨ペアで
    「マイナス+マイナス」

👉 長期保有すると確実に損が増える


③ 証拠金は完全相殺されない

  • XMでは両建てしても
    必要証拠金はゼロにならない
  • 証拠金維持率が改善しないケースもある

③ 実践面での注意点(ここが一番重要)

① 「出口戦略」を決めてから両建てする

よくある失敗👇

  • とりあえず両建て
  • 解除できず放置
  • スワップだけ増える
  • 結局損失拡大

👉 両建て前に必ず決めること:

  • どの条件で解除するか
  • どちらを残すか
  • 最大保有期間

② 損失を消す目的で使わない

両建ては
❌ 含み損を消す手法ではない
損失を「固定」する手法

👉 判断を先延ばしにするだけで、
根本解決にはならない


③ 相場が動かないと利益は出ない

  • 両建て中は値動きの恩恵を受けない
  • 利益を伸ばすには
    必ず片側を切る決断が必要

XMでの両建て解除方法

XMでの両建て解除方法や変更はシンプルですが、
やり方を間違えると損失拡大・証拠金悪化につながります。
ここでは「安全で実践的な解除方法」をパターン別に解説します。

画面でタイミングを見て選択し、クリックしないと損失になることも。pcでもスマホでも行っていく際は通常、2つの種別の状態を見ながらやります。取り消しボタンの指定してタップするタイミングで利益の獲得につながります。1つの状況で大きく左右されます。

解除方法①:片側だけ決済する(最も一般的)

手順

  1. MT4 / MT5の「取引」タブを開く
  2. 含み損(または含み益)のどちらか一方を決済
  3. 片側のポジションだけ残す → 両建て解除完了

どんな時に使う?

  • 相場の方向性が明確になった
  • トレンドが出始めた
  • 指標後に動きが落ち着いた

注意点

  • 決済した瞬間から価格変動リスクが再発
  • 決済側はスプレッド分が確定損になる

解除方法②:両方同時に決済する(完全撤退)

手順

  • 買い・売りポジションを両方決済

特徴

  • 含み損益がほぼ相殺された状態で終了
  • それまでに発生した
    👉 スプレッド
    👉 スワップ
    は確定損益として残る

向いているケース

  • 相場の方向が読めない
  • トレード自体を一旦やめたい
  • リスクを完全にゼロにしたい

解除方法③:利益が出た側を残す(実践向き)

やり方

  1. 含み損側を決済
  2. 含み益が出ている側を保有継続

ポイント

  • 両建て中に生じた価格差を活かせる
  • ただし相場反転時のリスクあり

👉 解除後は必ず損切りラインを再設定すること

解除方法④:分割解除(上級者向け)

内容

  • 片側ポジションを一部だけ決済
  • 実質的に「分割決済・分割解除」

メリット

  • 相場変動に柔軟に対応できる
  • 心理的負担が軽い

デメリット

  • 管理が複雑
  • 判断ミスが増えやすい

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