FX会社としては世界的に有名なXMTradingですが、日本の金融庁には登録が一切ありません。そのため、日本人の中にはXMが危ない違法なFX会社であると言う人もいます。反対に優良会社でXMしか使えないというトレーダーもいるのが事実です。そこでXMと金融庁の関係について調べてみたので記事にしています。
XMtrading
| 運営会社 | Tradexfin Limited Fintrade Limited |
| 本社所在地 | Unit E, F28, Eden Plaza, Eden Island, Republic of Seychelles |
| 創業年 | 2009 |
| 金融ライセンス | セーシェル金融サービス規制当局(FSA)SD010:Tradexfin モーリシャス金融サービス委員会 (FSC):Fintrade Limited |
| 言語対応 | English、日本語、Malay、Thai |
| トレードツール | MetaTrader 4 (MT4)/MetaTrader 5 (MT5) |
| サービス提供国 | 190か国以上 |
| 利用者数 | 100万口座突破 |
| 最大レバレッジ | 1000x |
| 対象商品 | Forex、Metal、Stocks、Equity Indices / Index CFD、Energy CFD、Commodities、Cryptocurrency |
XMと金融庁の関係性について
XM(XMTrading)と日本の金融庁の関係性について、
誤解されやすいポイントを整理しながら、分かりやすく解説します。
① 日本の金融庁とは?
日本の金融庁は、以下を行う公的機関です。
- 日本国内の金融業者(証券会社・FX会社・銀行など)を監督
- 投資家保護(分別管理・レバレッジ規制など)
- 無登録業者への警告
👉 日本で合法的に営業するには「金融商品取引業者登録」が必須
② XMは金融庁に登録している?
❌ 登録していません
XMは以下の理由で、日本の金融庁に登録していません。
- 海外法人(セーシェル等)として運営
- 日本の金融商品取引法に基づく登録を受けていない
- 日本のレバレッジ規制(最大25倍)を受けていない
👉 そのため、金融庁の公式サイトでは
「無登録で金融商品取引業を行う者」として警告対象になることがあります。
③ 金融庁がXMを「危険」と言っているの?
❌「詐欺」「危険」と断定しているわけではありません
金融庁の警告の意味は👇
- 「日本の法律に基づく登録をしていない」
- 「日本の投資家保護ルールの対象外」
- 「トラブルが起きても金融庁は関与できない」
という注意喚起です。
④ XMはどこの国の金融ライセンスを持っている?
XMは海外の金融ライセンスを取得しています。
主な例:
- セーシェル金融庁(FSA)
- モーリシャス金融サービス委員会(FSC)
👉 日本の金融庁ではありませんが、
完全な無許可業者ではないという点が重要です。
⑤ 日本の金融庁に登録していない=違法?
利用者側は❌違法ではありません
- XMを使う日本人トレーダー → 違法ではない
- 罰則・処罰の対象になることはありません
❗ 問題になるのは
👉 無登録で日本向けに営業する業者側
XMが金融庁に登録しない理由
XMが日本の金融庁に登録しない理由は、単に「登録できない」のではなく、
👉 あえて登録しない(登録するとXMの強みが失われる)というビジネス判断によるものです。
理由を分解して説明します。
① 日本の金融庁に登録すると何が起きる?
日本の金融庁に登録すると、以下の厳格な国内ルールに従う必要があります。
主な制限
- 最大レバレッジ:25倍まで
- 口座開設ボーナス:原則禁止
- 入金ボーナス:実質禁止
- 広告・勧誘規制:非常に厳しい
- 商品・取引条件の自由度:低い
👉 XMの最大の魅力がほぼ全滅します。
② XMのビジネスモデルと真逆になる
XMの特徴は👇
- 最大レバレッジ 1000倍
- 口座開設ボーナスあり
- 入金ボーナスあり
- ゼロカット(追証なし)
- 少額からの取引を歓迎
これらはすべて、
❌ 金融庁登録後は提供不可または大幅制限されます。
👉 登録=XMである意味がなくなる
③ コストと義務が非常に重い
金融庁登録には、以下の現実的な負担があります。
事業者側の負担
- 数億円規模の自己資本要件
- 日本国内拠点の設置
- 日本法人の設立
- 厳格な内部監査・報告義務
- 定期的な金融庁検査
👉 世界中でサービスを提供している海外FX業者にとって非効率
④ 世界基準では「高レバ」は普通
日本は世界でもトップクラスに規制が厳しい国です。
| 地域 | 最大レバレッジ |
|---|---|
| 日本 | 25倍 |
| EU | 30倍 |
| オーストラリア | 30倍 |
| 海外FX(XM等) | 500〜1000倍 |
👉 XMは「日本基準」ではなく
グローバル基準でサービス設計している
⑤ 「登録しない=違法」ではない
ここは重要です。
- ❌ XMが違法業者 → 誤解
- ⭕ 日本の金融庁に未登録 → 事実
- ⭕ 海外の金融ライセンスは保有 → 事実
👉 問題になるのは
**「日本国内で無登録営業をしている業者側」**であり、
利用者が罰せられることはありません。
⑥ なぜ日本人向けサービスを続けられるのか?
- インターネット越しの海外サービス提供
- 日本語サポートは「付加サービス」
- 口座開設はユーザーの自主的利用
👉 グレーではあるが、長年黙認されてきた構造
実際、XMは
- 10年以上
- 日本人利用者多数
- 大規模な出金拒否トラブルなし
という実績があります。

金融庁無登録のリスクと対策
金融庁無登録(海外FX業者)を利用するリスクと、その現実的な対策を
XMなどを想定して、誇張せず・実務目線で整理します。
① 公的な投資家保護がない(最大リスク)
何が起きる?
- トラブルが起きても
👉 金融庁・金融ADR・日本の裁判所が原則介入不可 - 補償制度(信託保全の法的強制力など)なし
具体例
- 出金遅延・条件変更
- 口座凍結トラブル
- 業者破綻時の返金問題
② 業者ルールが突然変わる可能性
内容
- レバレッジ制限の変更
- ボーナス条件の変更・廃止
- 取引条件(スプレッド等)の改定
👉 国内FXより業者裁量が大きい
③ 法的トラブル時に弱い
- 日本の法律で完全に争えない
- 英語・海外法域での対応が必要な場合あり
- 現実的には泣き寝入りになるケースも
④ 日本向けサービス終了リスク
- 突然「日本居住者の新規受付停止」
- 既存ユーザーの取引制限
※過去に他社で実例あり
リスクに対する現実的な対策
✅ 対策①:資金を入れすぎない(最重要)
原則
- 失っても生活に影響しない金額のみ
- 生活費・貯蓄は絶対に入れない
👉 海外FXは「ハイリスク枠」
✅ 対策②:利益はこまめに出金
- 口座に利益を溜めない
- 出金実績を作ることが重要
👉
「入金 → 利益 → 出金」が
正常に回るかを常に確認
✅ 対策③:少額で長期テスト
- 最初から大金を入れない
- 入金・取引・出金を少額で一通り確認
XMなどの大手でもこれは必須です。
✅ 対策④:1社集中を避ける
- 資金を複数業者に分散
- 国内FXと併用するのも有効
✅ 対策⑤:ルールを熟読する
特に重要👇
- 出金条件
- ボーナス消滅条件
- 口座凍結条件
- 利用規約・禁止取引
「知らなかった」は通用しません。
XMの利用者が知っておくべき法律的な側面
XM(海外FX)利用者が知っておくべき「法律的な側面」を、
日本在住者の実務目線で整理します。
※違法・合法の線引き、税金、トラブル時の立場が中心です。
① 利用は違法?処罰される?
✔ 違法ではありません
日本の法律上、
海外FX業者(XM)を日本人が利用すること自体に罰則はありません。
- 逮捕・処罰 → ❌ なし
- 利用禁止 → ❌ なし
👉 問題になるのは
「無登録で日本向け営業を行う業者側」であって、利用者ではありません。
② 金融商品取引法との関係
ポイント
- XMは 日本の金融商品取引業者として未登録
- よって 金融庁の監督・投資家保護の対象外
利用者への影響
- 金融ADR(紛争解決制度)を使えない
- 日本の行政機関は基本的に介入不可
- 契約は「海外法人との私的契約」
👉 自己責任の範囲が非常に広い
③ トラブル時の法的立場(重要)
起き得る問題
- 出金遅延・拒否
- 口座凍結
- 規約違反の主張
法律的にどうなる?
- 日本の裁判所で争うのは困難
- 英語・海外法域での争いになる可能性
- 実務上は 泣き寝入りリスクあり
👉 これが「金融庁無登録」の最大の法律的リスク

XMの評判と利用者の声
以下は、XM(XMTrading)を実際に使っている人たちの評判・口コミ・利用者の声を、良い評価・悪い評価・中立の実例までまとめたものです。リアルな利用者の声を、海外レビューサイトや口コミ掲示板からピックアップしています。
👍 良い評判・口コミ(支持する声)
✅ 人気・信頼性・歴史
多くの口コミで、「知名度が高く長年運営している信頼感」として評価されています。
→ 設立が2009年で、世界中で多くのトレーダーに使われているという点が好評です。
✅ 初心者にも取引しやすい環境
「**少額から始められる」「ボーナスがあるので資金を増やしやすい」など、初心者向けの良さ」が口コミで多く挙がっています。
✅ 日本語サポートが手厚い
日本語サポート対応が評価されており、海外FX初心者でも安心して相談できるという声があります。
✅ プラットフォームの使いやすさ
一部の利用者は注文機能やアプリの操作性、約定の安定性を評価している声もあります。
例:「操作がしやすく、出金もスムーズだった」という具体的声も見られます。
👎 悪い評判・口コミ(不満の声)
❌ スプレッド・手数料が広い/高い
特にスタンダード口座などでは「**スプレッドが広めで手数料が重く感じる」という声があります。
この点は短期取引・スキャルピング派から不満が出ることがあります。
❌ 出金・サポートに関する不満
海外口コミサイト(Trustpilotなど)では、「**出金が遅い・対応が遅れる」「問い合わせへの返信がない」などの体験談」も散見されます。
一部のレビューでは出金手続きやサポート対応に不満を持つユーザーの書き込みがありました。
❌ 口座・取引関連でのトラブル報告
海外掲示板では、「**アカウントがブロックされた」「ポジションが不正扱いになった」など、トレード体験に関する否定的な声も存在します(これらはすべて利用者の主観的な投稿です)。
XMの安全性と信頼性
XM(XMTrading)の安全性と信頼性について、客観的なポイントを整理すると以下の通りです。
※海外FXは国内FXと事情が異なるため、メリットだけでなく「注意点」も含めたバランス評価です。
✅ 【1】 ライセンス・規制面(信頼性の土台)
① 複数の金融ライセンスを保有
XMは海外の金融監督当局の許認可を受けています。
主な規制例(※国・拠点によって異なる場合あり)
✔ キプロス証券取引委員会(CySEC) — EUの厳格規制
✔ 英国金融行動監視機構(FCA) — 厳格な英国規制(グループで取得)
✔ オーストラリア証券投資委員会(ASIC) — オーストラリア基準
✔ セーシェル金融庁(FSA)、モーリシャス金融サービス委員会(FSC) — 日本向け主体ライセンス
👉 世界各地で複数の監督下にあることは、ブローカーとしての基本的な信頼性を担保する材料になります。
✅ 【2】 顧客資金の管理(安全性)
① 分別管理(segregated accounts)
- 会社運営資金と顧客の預かり資金を完全に分けて保管
- 万が一ブローカーが経営破綻しても、顧客資金は債権者の手には触れにくい仕組みになっています
※国内FXでは「信託保全」が通常ですが、海外FXでは「分別管理」が一般的です。
② 補償制度あり(地域限定)
EU地域のCySEC管轄では、**投資家補償基金(ICF)**が利用可能な場合があります(一定金額まで補償)
✅ 【3】 実績・運営歴(信頼性の裏付け)
- 設立は2000年代後半〜2009年頃で、15年以上の運営実績あり
- 世界多数の国・地域で利用者が存在しており、日本人トレーダーにも人気
実績と規模は、安全性を判断する上で重要な指標のひとつです。
⚠ 【4】 出金・サポートに関する口コミ
利用者のリアルな声
ポジティブな反応
✔ 1〜2日程度でスムーズな出金ができたという声
✔ 長期ユーザーで大きな問題がないという意見もある
ネガティブな反応
❗ 出金が遅い、サポート対応が遅く感じるとの声(地域や状況により差)
❗ 一部では「対応に不満」という口コミも散見される(海外掲示板より)
※どのブローカーでも見られる傾向ですが、海外FXは国内FXよりサポートに時間を要する場合があることが口コミで言及されています。
⚠ 【5】 規制の強さ(安全性の差)
① EU・英国などの厳格規制は強い
CySEC・FCAといった規制は、審査・監査要件が厳格で投資家保護水準が高いと評価されます
② セーシェル・モーリシャスライセンスは中間レベル
FSA・FSCは「規制の有無」は評価できますが、Tier-1(世界最高レベル)ではないとの評価もあります
👉 結果として
- EU・英国ライセンスでの取引は比較的安心
- セーシェル・モーリシャス主体の取引は監督はあるが、国内FXほどの厳しさはない
という評価が一般的です。

XMを利用する際の注意点
XM(海外FX)を利用する際の注意点を、
「知らずに損をしやすいポイント」に絞って、実務目線でまとめます
① 金融庁の保護がない(根本的注意点)
- XMは日本の金融庁に未登録
- 投資家保護・紛争解決制度の対象外
- トラブル時に日本の公的機関は介入不可
👉
「国内FXと同じ感覚」は危険
② 資金管理は最優先(命綱)
⚠ 高レバ=一瞬で溶ける
- 最大1000倍は武器にも凶器にもなる
- 数pips逆行でロスカットの可能性
対策
✔ 少額スタート
✔ 1トレードのリスクは残高の1〜2%以内
✔ 生活資金は絶対に入れない
③ 出金ルールを必ず理解する
よくある勘違い
❌「利益はすぐカードに戻る」
❌「どの入金方法でも同じ」
現実
- 入金額分のみカード返金
- 利益分は銀行送金が基本
- 入金方法と出金方法は強く紐づく
👉 出金トラブルの大半は「理解不足」
④ ボーナスの扱い(地雷ポイント)
注意点
- 出金するとボーナスは消滅
- 規約違反取引で没収リスク
- 両建て・アービトラージは禁止
👉
「無料だから雑に使う」が一番危険
⑤ 規約違反に要注意(口座凍結リスク)
ありがちな違反
- 複数口座間の不正両建て
- 他業者とのレート差利用
- 自動売買の不正利用
- 家族名義・他人名義の利用
❗ 悪意がなくてもアウトになるケースあり
⑥ 税金の落とし穴(後から痛い)
税制
- XMの利益=雑所得(総合課税)
- 累進課税(最大55%)
注意
- 出金してなくても課税
- ボーナス利益も課税
- 無申告はペナルティ対象
👉 知らないと利益より税金が痛い


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