FXGTでは、口座タイプによってロット制限や最大も違いますので記事で計算方法や注意を解説します。そのため、最初の口座開設のときにロットのことを意識しなければならないでしょう。少額取引から大口取引までそれぞれの用途に応じた口座タイプがありますので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
FXGT Basic Information
| 運営会社 | GT Global Ltd. |
| 本社所在地 | セーシェル共和国 |
| 提供金融サービス | FX、CFD(原油、金、株価指数、コモディティ等)、仮想通貨取引など |
| レバレッジ | FX通貨ペア:最大5,000倍 仮想通貨:最大1,000倍 |
| 取引プラットフォーム | MetaTrader 4(MT4) MetaTrader 5(MT5) FXGT独自のWeb |
| 口座タイプ | スタンダード口座 ECN/Pro 口座 Crypto Max |
| ボーナス・プロモーション | 新規口座開設 入金ボーナスや期間限定プロモ |
| 金融ライセンス | セーシェル金融庁(FSA) 南アフリカ金融規制機構(FSCA) バヌアツ(FSC) |
| 安全性と信頼性 | 分別管理 一部補償制度や保険に加入 |
| ロスカット・追証 | 追証(マイナス残高の請求)はなし(ゼロカット) |
FXGTのロットとは何か?
FXGTの「ロット」とは、FX取引での取引数量(取引単位)を表す単位です。初心者でも分かるように整理すると以下のようになります👇
1. ロットの基本
- ロット = 通貨の取引量の単位
- FXでは「1ロット=取引する通貨の基準量」と決められており、口座や通貨ペアによって数量が変わる場合があります。
2. ロットと損益の関係
- ロット数が大きいほど、1pipsの動きでの損益も大きくなる
- 例:USD/JPYで1万通貨(0.1ロット)を取引
- 1pips = 100円の損益
- 1ロット(10万通貨)の場合
- 1pips = 1,000円の損益
💡 つまり、ロットを増やすと利益も損失も大きくなるので、リスク管理が重要です。
3. FXGTでのロットの設定
- MT4/MT5で注文を出すときに**「ロット数」を指定**して取引量を決めます。
- 取引スタイルに応じて、小さなロット(0.01)から大きなロットまで自由に設定可能。
4. レバレッジとの関係
- FXGTは最大レバレッジを設定可能(例:BTC/JPYは最大20倍、FX通貨ペアは最大500倍など)
- ロット数 × レバレッジ で 必要証拠金(取引に必要な資金) が決まります。
- 小さな証拠金でも大きなロットを動かせますが、損失も膨らむので注意が必要。
FXGTのロット計算方法
FXGTでのロット計算は、取引量(ロット数)と通貨ペア、レバレッジ、口座通貨によって損益や必要証拠金を求める方法です。順を追ってわかりやすく解説します👇
1. 基本式:1ロットの価値(通貨ペアによる)
FXGTでは、標準的なロット単位は次の通りです:
| ロット種類 | 通貨量 |
|---|---|
| 1ロット(標準) | 100,000通貨 |
| 0.1ロット(ミニ) | 10,000通貨 |
| 0.01ロット(マイクロ) | 1,000通貨 |
2. ロット計算の基本公式
(1)1pipsあたりの損益計算
- USD/JPYの場合
1pips = 0.01円(通常は小数第2位が1pips)
1ロット(100,000通貨)なら:損益(円) = ロット数 × 100,000 × 0.01円例:0.1ロット(10,000通貨)なら:損益(円) = 0.1 × 100,000 × 0.01 = 100円 / 1pips - EUR/USDの場合(口座通貨がJPYの場合)
損益(円) = ロット数 × 100,000 × pips変動 × 為替レート(円換算)
(2)必要証拠金の計算
必要証拠金はロット数 × 取引通貨量 ÷ レバレッジで求められます。
例:USD/JPYを0.1ロット、レバレッジ100倍で取引
必要証拠金 = 10,000 USD ÷ 100 = 100 USD
- 日本円口座なら100 USD × 135円(為替レート) ≈ 13,500円
(3)複数ロットの損益例
- USD/JPY 0.5ロット、1pips変動
損益 = 0.5 × 100,000 × 0.01 = 500円 / 1pips
- EUR/USD 1ロット(口座JPY、1EUR=150円)
1pipsの損益 ≈ 100,000 × 0.0001 × 150円 ≈ 1,500円 / 1pips
3. FXGTでロットを決めるポイント
- 口座残高とのバランス
- 大きなロットは損益も大きくなるので、資金に見合ったロットを選ぶ。
- レバレッジとの組み合わせ
- 高レバレッジだと少額資金でも大きなロットを取れるが、損失リスクも増える。
- 通貨ペアごとのpips価値を確認
- USD/JPYは1pips = 0.01円
- EUR/USDは1pips = 0.0001ドル → 円換算が必要

FXGTの口座タイプ別ロット数
FXGTの口座タイプごとのロット数(1ロットあたりの取引数量・最小/最大ロット)について、最新の公式情報を整理してまとめました👇
| 口座タイプ | 1ロットの取引通貨量(FX通貨ペアの場合) |
|---|---|
| ミニ口座 | 10,000通貨 |
| スタンダード口座 | 100,000通貨 |
| PRO(プロ)口座 | 100,000通貨 |
| ECN Zero口座 | 100,000通貨 |
| Optimus口座 | 100,000通貨 |
| Crypto Max口座 | 1通貨(暗号資産専用) |
💱 FX通貨ペアのロット範囲
| 口座タイプ | 最小ロット | 最大ロット(1ポジション) | 最大保有ロット(1口座) |
|---|---|---|---|
| ミニ口座 | 0.01 | 200ロット | 500ロット |
| スタンダード口座 | 0.01 | 200ロット | 200ロット |
| PRO口座 | 0.01 | 200ロット | 200ロット |
| ECN Zero口座 | 0.01 | 200ロット | 200ロット |
| Optimus口座 | 0.01 | 200ロット | 200ロット |
| Crypto Max口座 | 銘柄により変動 | 銘柄により変動 | 銘柄により変動 |
🧠 口座タイプごとの特徴とロットの使い分け
🟡 ミニ口座
- 初心者や少額取引向け
- 1ロット=10,000通貨で、少ない資金でも始めやすい
- 最小0.01ロット(100通貨相当)から取引可能
🟢 スタンダード / PRO / ECN / Optimus
- 1ロット=100,000通貨
- 普通のFXトレードで一般的なサイズ
- 最大200ロットまでポジション可能で、大口取引にも対応
⚡ Crypto Max口座
- 暗号資産(仮想通貨)専用口座
- 1ロット=1通貨単位(BTCやETHのように)
- ロット数や制限は銘柄ごとに異なる
📌 まとめ:FXGTのロットの基本
- ミニ口座:1ロット=10,000通貨(少額対応)
- スタンダード/PRO/ECN/Optimus:1ロット=100,000通貨(通常のFX取引)
- Crypto Max:1ロット=1通貨(暗号資産)
- 最小ロット:0.01ロット
- 最大ロット:通常のFX口座で200ロットまで(ミニ口座は最大500まで保有可)
FXGTのロットに関する注意点
FXGTでのロット取引には便利な面がありますが、注意点も多くあります。特にレバレッジや口座残高との関係を理解しないと、想定外の損失につながることがあります。整理すると以下の通りです👇
1. ロット数が増えると損益も大きくなる
- ロット数が大きいほど 1pipsの動きでの損益が増加
- 例:USD/JPYで0.1ロット(10,000通貨) → 1pips=100円
1ロット(100,000通貨) → 1pips=1,000円 - 少額資金で大きなロットを動かすと、損失も急増するので注意
2. レバレッジとの組み合わせに注意
- FXGTは最大レバレッジが高く設定可能(例:FX通貨ペア500倍)
- 高レバレッジで大きなロットを取ると、証拠金以上の損失が発生する可能性があります
- ゼロカットがあるとはいえ、口座資金は瞬時に消えるリスクがあります
3. 口座タイプごとのロット制限
- ミニ口座:1ロット=10,000通貨、最大保有500ロット
- スタンダード/PRO/ECN口座:1ロット=100,000通貨、最大200ロット
- Crypto Max口座:1ロット=1通貨単位
- 口座ごとのロット制限を超えた注文はできないため、口座残高・ロット数・ポジション数の管理が必須
4. 通貨ペアによって1pipsの価値が異なる
- USD/JPY → 1pips = 0.01円
- EUR/USD → 1pips = 0.0001ドル → 円換算が必要
- ロット数だけでなく 通貨ペアごとのpips価値を理解しておく必要があります
5. 注文の種類による影響
- **Market Execution(成行注文)**は提示価格と約定価格が異なる場合があります(スリッページ)
- **Pending Order(指値・逆指値)**は約定タイミングが遅れる場合があり、ロット数が大きいほど損失リスクが高まります
6. 自動売買(EA)利用時の注意
- EAで複数ロットを同時に動かすと、サーバー負荷や回線遅延で 意図しない約定やスリッページが発生する場合があります
- VPSを使う場合も、ロット数と口座残高のバランスを確認する必要があります

FXGTのGTLotについて
FXGTの GTLot(ジーティーロット) について、初心者にも分かりやすく説明します👇
🔹 GTLotとは何か?
GTLotはFXGTが独自に作った「取引量を統一して表す単位(指標)」 です。
これは通貨ペア・暗号資産・株価指数・CFDなど、すべての銘柄の取引量を比較できるように統一した単位になります。FXGT |+1
✔ 1 GTLot = 100,000 USD(10万ドル)の取引量 として定義されています。
📊 GTLotの仕組み
GTLotは、取引したロット数と市場価格・契約サイズから 実際の取引量を米ドル換算し、10万ドル単位で数値化 します。
例(計算イメージ)
- EUR/USD 1ロット
→ 100,000ユーロ ≒ 115,000 USD(例) → 約 1.15 GTLot - BTC/USD 1ロット
→ 価格が40,000 USD の場合 → 40,000 USD → 0.4 GTLot
(※実際の為替や価格によって変動します)
これはあくまで取引量を表す指標であり、ロットの代わりにトレードを行う単位ではありません。
📌 GTLotを使う場面
✅ 1. 全体の取引量を把握する
ロット数だけだと、銘柄ごとに契約サイズや価格が違うため、トレード量の実態が分かりづらいです。
GTLotで統一することで、どれだけ取引したかを比較しやすくなります。
✅ 2. プロモーションやキャンペーンの条件
FXGT公式のキャンペーンやボーナス付与条件には、「〇 GTLots以上の取引」 のようにGTLotが使われることがあります。
例:一定GTLot以上の取引でボーナス付与など。
✅ 3. VIPサービスや特典の条件
VIPランクの判定や特別プログラムへの参加条件として、月間GTLotsの取引量要件が設けられる場合もあります。
FXGTのロットに関するよくある質問
FXGTのロットについて、初心者やトレーダーがよく疑問に思う内容を整理して、Q&A形式でまとめました👇
Q1. FXGTのロットとは何ですか?
A: ロットとはFXでの取引数量(取引単位)を表す単位です。
- 1ロット = 取引する通貨量
- 口座タイプや通貨ペアによって1ロットあたりの通貨量は異なります。
- 例:スタンダード口座なら1ロット=100,000通貨、ミニ口座なら1ロット=10,000通貨。
Q2. 最小ロットと最大ロットはいくつですか?
A:
- 最小ロット:0.01ロット
- 最大ロット(1ポジション):200ロット(ミニ口座は最大500ロットまで保有可能)
- 暗号資産専用口座(Crypto Max)は1ロット=1通貨単位で銘柄によって異なります。
Q3. 1ロットでの1pipsの損益はどう計算しますか?
A: 通貨ペアによって異なります。
- USD/JPY 1ロット(100,000通貨) → 1pips = 約1,000円
- EUR/USD 1ロット(100,000通貨、口座JPY) → 1pips = 100,000 × 0.0001 × 為替レート円換算
- ロットが大きいほど損益も大きくなります。
Q4. レバレッジとの関係は?
A:
- 必要証拠金 = 取引通貨量 ÷ レバレッジ
- 高レバレッジ × 大ロット = 少額資金でも大きなポジションを取れるが、損失リスクも高くなる
- ゼロカットがあるとはいえ、資金全損のリスクを理解しておく必要があります。
Q5. 口座タイプによってロットは違いますか?
A: はい、違います。
- ミニ口座:1ロット=10,000通貨
- スタンダード/PRO/ECN/Optimus口座:1ロット=100,000通貨
- Crypto Max口座:1ロット=1通貨単位(銘柄による)
Q6. ロットを増やすとリスクはどうなりますか?
A:
- 損益がロットに比例して増えるため、1pipsの動きで損失も大きくなります。
- 特にハイレバレッジ取引では、口座残高以上の損失が出る可能性があります(ゼロカットで追証は防げますが、元本は消える場合があります)。
Q7. 自動売買(EA)でもロットは同じですか?
A:
- はい、EAで取引する場合もロットは手動取引と同じ単位で設定します。
- 複数ポジションや大きなロットで運用すると、サーバー負荷やスリッページのリスクがあります。
Q8. 暗号資産のロットはどう決まりますか?
A:
- Crypto Max口座では1ロット=1通貨単位が基本
- 銘柄によって取引単位や最大ロットが異なるので、注文前に確認が必要です。




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