MQL5とは「MetaQuotes Language 5」の略でありMT4を開発した「MetaQuotes Software Corp」により独自のプラットフォーム開発のためにつくられた言語です。MetaQuotes社と提携しているFX業者では、業者独自の取引プラットフォームとは別にMT4・MT5を使用した取引ができます。
XMtrading
| 運営会社 | Tradexfin Limited Fintrade Limited |
| 本社所在地 | Unit E, F28, Eden Plaza, Eden Island, Republic of Seychelles |
| 創業年 | 2009 |
| 金融ライセンス | セーシェル金融サービス規制当局(FSA)SD010:Tradexfin モーリシャス金融サービス委員会 (FSC):Fintrade Limited |
| 言語対応 | English、日本語、Malay、Thai |
| トレードツール | MetaTrader 4 (MT4)/MetaTrader 5 (MT5) |
| サービス提供国 | 190か国以上 |
| 利用者数 | 100万口座突破 |
| 最大レバレッジ | 1000x |
| 対象商品 | Forex、Metal、Stocks、Equity Indices / Index CFD、Energy CFD、Commodities、Cryptocurrency |
XMとMQL5の基本知識
以下では、XM と MQL5 それぞれの基本知識を整理しつつ、両者の関係性も分かりやすく解説します。FX初心者の方でも理解できる構成にしています。ユーザーは更新された状況でトレーディングのツールを当社のサービスでアクセスして使いましょう。価格を比較しながら効果のある投資が可能です。webtraderなどブラウザから目的に応じて自身のパフォーマンスが期待できます。
XMとは?
XM(XMTrading)は、世界的に利用されている海外FX・CFDブローカーです。日本語サポートが充実しており、日本人トレーダーの利用者も非常に多いのが特徴です。
XMの主な特徴
- 最大レバレッジ:1,000倍以上(口座条件による)
- 少額取引が可能(Micro口座あり)
- ボーナス制度が豊富(口座開設ボーナス・入金ボーナスなど)
- MT4・MT5に対応
- FXだけでなく
株価指数・ゴールド(GOLD)・原油・仮想通貨CFD なども取引可能
XMで使われる取引プラットフォーム
- MT4(MetaTrader4)
- MT5(MetaTrader5)
👉 この「MT5」で使われるプログラミング言語が MQL5 です。
MQL5の基本知識
MQL5とは?
**MQL5(MetaQuotes Language 5)**は、
MT5専用のプログラミング言語で、以下のような用途に使われます。
- EA(自動売買プログラム)の作成
- インジケーターの開発
- スクリプト(補助ツール)の作成
- 取引ロジックの自動化・検証
MQL5でできること
- 自動エントリー・自動決済
- 損切り・利確の自動設定
- 複数通貨ペアの同時監視
- 過去データを使ったバックテスト
- トレード成績の分析・最適化
MQL5の特徴
- C++に近い文法(MQL4より高機能)
- 高速処理・多通貨対応
- MT5の機能をフル活用できる
- MQL5公式マーケットで
EA・インジケーターの購入も可能
XMとMQL5の関係性
XM × MQL5 で何ができる?
XMで MT5口座 を開設すると、
- MQL5で作成したEAを
👉 XMのMT5口座で稼働 - 自動売買・半自動売買が可能
- デモ口座でEA検証 → 本番口座へ移行も簡単
注意点
- MT4用(MQL4)のEAはMT5では動かない
- XMでは
- MT4口座 → MQL4
- MT5口座 → MQL5
と明確に分かれている
- EA使用時も
**XMの取引条件(スプレッド・スワップ・レバレッジ制限)**が反映される
XMでMQL5を活用するメリット
XMでMQL5を活用することには、裁量トレードだけでは得られない多くのメリットがあります。ここでは、XM × MT5 × MQL5という組み合わせならではの強みを、実務目線で分かりやすく解説します。
① トレードの自動化・半自動化ができる
- エントリー/決済/損切り/利確をルール通り自動実行
- 感情に左右されない安定したトレードが可能
- 裁量+EAのハイブリッド運用もできる
▶ 忙しい人・感情トレードを防ぎたい人に最適
② 高速・高精度なバックテストが可能
- MT5はマルチスレッド対応
- 過去データを使った検証が高速
- 複数通貨ペア・複数時間足の同時テストが可能
▶ 実運用前に戦略の有効性を数値で確認できる
③ XMの取引環境でそのままEAを動かせる
- XMの
- スプレッド
- レバレッジ
- スワップ
を反映したリアル環境で運用
- デモ口座 → 本番口座への移行も簡単
▶ 「検証と実運用の差」が出にくい
④ 多彩な金融商品を自動売買できる
- FX通貨ペア
- ゴールド(GOLD)
- 株価指数・エネルギーCFD
- 仮想通貨CFD(条件あり)
▶ FX以外も1つのEAで管理できる柔軟性
⑤ MQL5は高機能で拡張性が高い
- C++ライクな文法で高度なロジックが組める
- オブジェクト指向に対応
- 複雑な条件分岐・資金管理ロジックが実装可能
▶ 中長期的に戦略を成長させやすい
⑥ MQL5マーケットを活用できる
- 既製EA・インジケーターを購入・レンタル可能
- 世界中の開発者のロジックを利用できる
- 無料EAも多数
▶ 「自作できなくても自動売買が可能」
⑦ VPSと相性が良い
- XM公式・外部VPSを使えば
24時間安定稼働 - 通信遅延・PC電源問題を回避
▶ スキャルピング系EAにも有利
⑧ リスク管理をプログラムで徹底できる
- 1トレードの最大損失率制限
- 連敗時の取引停止
- ロット自動調整(複利・固定)
▶ 人為的ミスを大幅に削減

MQL5シグナルの取得方法
以下では、MQL5シグナルの取得方法を
「仕組み → 手順 → XMで使う場合の注意点」まで、初心者にも分かるように整理して解説します。
MQL5シグナルとは?
MQL5シグナルは、
MQL5コミュニティ(MetaQuotes公式)が提供する取引シグナル配信サービスです。
- プロ・上級トレーダーの取引を
👉 自分のMT5口座に自動コピー - EA不要(MT5標準機能)
- 有料・無料シグナルあり
MQL5シグナルの取得方法【基本手順】
① MT5をインストールする
- XMのMT5口座を開設
- PC版MT5をインストール
※ シグナル購読はPC版MT5推奨(安定性のため)
② MQL5アカウントを作成
- MQL5公式サイトで無料会員登録
- MT5上部メニュー
「ツール」→「オプション」→「コミュニティ」 - MQL5アカウントでログイン
👉 これでMT5とMQL5が連携されます
③ MT5で「シグナル」タブを開く
- MT5下部の 「シグナル」タブ をクリック
- 利用可能なシグナル一覧が表示される
④ シグナルを選ぶ(重要)
以下のポイントを必ず確認します。
チェックすべき項目
- 運用期間(最低6か月以上が目安)
- 最大ドローダウン(低いほど安全)
- 利益曲線(急上昇型は要注意)
- 取引頻度(スキャル/デイトレ/スイング)
- 使用商品(FX・GOLD・指数など)
- 購読者数・評価
⑤ シグナルを購読する
- シグナル詳細画面で
「購読」 をクリック - 無料 or 有料(月額)を選択
- コピー条件を設定
主な設定項目
- コピーする取引の割合(例:50%)
- 最大許容ドローダウン
- ストップアウト時の動作
- 自動売買のON/OFF
⑥ 自動売買を有効化
- MT5上部の 「自動売買」ボタンをON
- チャートを開いたままにする
👉 これでシグナルが自動反映されます
MQL5での自動売買ツール(EA)の利用法
以下では、MQL5での自動売買ツール(EA)の利用法を
「準備 → 導入 → 設定 → 運用 → 注意点」まで、XMで使うケースを前提に実践的に解説します。
MQL5のEAとは?
EA(Expert Advisor)は、
MT5上で取引を自動実行するプログラムです。
- エントリー/決済/損切り/利確を自動化
- 感情に左右されないトレードが可能
- 24時間稼働(VPS使用時)
① 事前準備(必須)
必要なもの
- XMのMT5口座
- MT5(PC版)
- MQL5アカウント(無料)
※ スマホ版MT5ではEAは動作しません
② EAの入手方法
方法①:MQL5マーケットから入手(初心者向け)
- MT5下部「マーケット」タブを開く
- EAを検索(無料/有料)
- 購入 or ダウンロード
- 自動的にMT5へインストール
▶ インストールが簡単・安全
方法②:外部EA(.ex5)を導入
- MT5
「ファイル」→「データフォルダを開く」 MQL5 → ExpertsにEAファイルを保存- MT5を再起動
▶ 配布EA・自作EAで使用
③ EAをチャートにセットする
- ナビゲーター
**「エキスパートアドバイザ」**からEAを選択 - 対象の通貨ペアチャートへドラッグ
- 設定画面を確認
重要設定
- ✅ 自動売買を許可
- ✅ DLLの使用(EAによる)
- ロット設定・SL/TP・時間条件など
④ 自動売買を有効化
- MT5上部の
「自動売買」ボタンをON(緑) - チャート右上に
😊 マークが出れば稼働中
⑤ バックテスト(強く推奨)
手順
- MT5
「表示」→「ストラテジーテスター」 - EA・通貨ペア・期間を選択
- テスト実行
確認ポイント
- 勝率
- 最大ドローダウン
- プロフィットファクター
- 取引回数
▶ 実運用前の必須工程
⑥ デモ口座での実運用テスト
- 最低 1〜2週間
- 実際の約定・スプレッド影響を確認
- エラー・想定外動作がないかチェック
⑦ 本番口座での運用
安全な始め方
- 最小ロット
- 固定ロット推奨(複利OFF)
- コピーEAや高頻度EAは特に注意

XMでのMQL5活用に関する注意点
以下では、XMでMQL5を活用する際の注意点を
「口座・環境」「EA/シグナル運用」「リスク管理」「技術面」の4つに分けて、実務ベースで解説します。
① 口座・取引環境に関する注意点
MT5口座でないとMQL5は使えない
- XMには MT4口座 / MT5口座 がある
- MQL5はMT5専用
- MT4口座では
- MQL5 EA
- MQL5シグナル
は利用不可
👉 口座開設時に必ず「MT5」を選択
口座タイプごとの取引条件を確認
- Standard / Micro / Zero / KIWAMI極 などで
- スプレッド
- 最小ロット
- 手数料
が異なる
👉 EA・シグナルの想定条件とズレると成績が悪化しやすい
② EA・シグナル運用時の注意点
バックテスト=将来の利益ではない
- MQL5のテスト結果は過去データ
- 相場環境が変わると成績も変わる
👉 過度な最適化(カーブフィッティング)に注意
デモ運用は必須
- いきなり本番口座はNG
- XM特有の
- 約定
- スプレッド変動
- スワップ
を実環境で確認する
シグナルは「提供者任せ」にしない
- 高利回り・短期間実績は要注意
- コピー比率・最大DDを必ず制限
- 提供停止・成績悪化のリスクあり
③ リスク管理に関する注意点(最重要)
ロット設定ミスが最大の事故原因
- EA・シグナルの初期設定は
高ロット前提のことが多い
👉 必ず以下を確認
- 固定ロット or %ロット
- 最小ロット
- 複利ON/OFF
許容損失ルールを必ず決める
- 1トレード:1〜2%以内
- 最大ドローダウン:20%以内
- 一定DDでEA停止
👉 「止める基準」を事前に決める
④ 技術・システム面の注意点
VPSなしは不安定
- PC電源OFF=EA停止
- 回線不安定=誤作動リスク
👉 長期運用はVPSほぼ必須
EAが「動いているように見えて動いていない」問題
よくある原因:
- 自動売買ボタンがOFF
- 通貨ペアの仕様違い
- 取引時間制限
- 口座残高不足
👉 ログ(Experts / Journal)を必ず確認



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